神奈川県3部リーグ第5節(2019.9.22)
2019年9月22日(日)
【神奈川県リーグ第5節】
vs藤の木FC
《場所》海の公園 なぎさ広場
《参加人数》15名
《試合内容》40分ハーフ
《結果》前半1-0,後半2-0 合計3-0
《得点者》#22藤井健人 #17中島祥平 #10加藤聖弥
《総括》
3連勝から引き分けを挟み迎える第5節。昇格トーナメント進出に向けて首位を独走するためには絶対に勝たなければいけない試合。代表不在の中、試合前からアクシデントが次々と起こったが内容は割愛しよう。
前節の反省を活かし、しっかりとミーティングを行い、11月から専属トレーナーとして海外に活躍の場を移す#9田辺幸優を中心に念入りにアップを行った。
絶対に勝たなければならないNGIは前半から大博打に出る。普段のシステムから変更して3-6-1の変則的なシステムで攻撃的なサッカーに出た。
#22藤井
#23植村 #加藤
#9田辺 #19山田隼 #16山田伸 #7高橋
#5根本 #17中島祥 #25宮崎
#1清水
立ち上がりから距離感が近い中盤で#23植村、#10加藤でボールを納め相手を圧倒する。
7分、#19山田隼が拾ったセカンドボールを#17中島祥→#10加藤→#16山田伸→#7高橋とダイレクトで繋ぎ、仕掛けから中にカットイン、得意の左足で中に入れる。ボールを受けた#22藤井が上手く胸で落とし#16山田伸がドリブルで相手を1枚かわしクロス。相手に先に触られるもボールがそれたところに反応した#22藤井がダイレクトで合わせて先制点。ゴールへの嗅覚、ストライカーとしてのセンスはピカイチだ。
24分、スローインを受けた#7が右足でクロス。#9田辺がヘディングで合わせるがこれは枠外。
28分には#23植村とのワンツーで中に切り込んだ#7高橋が得意な角度からのミドルシュートを放つも惜しくもボール2つ分枠外。
33分、クリアボールを拾った#23植村が相手の背後にパス、サイドに抜け出した#22藤井からのクロスを#10加藤がトラップからシュート。決定機にも思えたが相手DFのシュートブロックに阻まれる。
その後も中盤を圧倒したNGIは#9田辺のドリブル突破などから幾度となくゴールに迫るもののシュートが打てなかった。
守ってはこの日#25宮崎が空中戦の覇者だった。パーフェクトデュエルであった。#5根本を中心に3バックという対人では絶対に負けてはいけない3人がそれぞれ役割を全うした。#5根本の安定した守備力、#25宮崎の空中戦の能力、#17中島祥のコーチングに加え、ウイングに入った#9田辺と#7高橋の守備への貢献と運動量により前半相手のペナルティエリア内からのシュートは0であった。どうやら#1清水は暇を持て余していたようだ。
セカンドボールは#19山田隼と#16山田伸が上手く処理し、#19山田隼とDFラインのパス回しでゲームを落ち着かせていた。
後半はリードをしていた事もあり、#8中川を投入し、元のシステムに戻す。
後半立ち上がりは前半の中盤でのプレスが人数が減った分少し弱まったためか相手に攻め込まれる時間帯が続く。しかし#1清水の落ち着いたセーブにより失点を防ぐ。
徐々にチームに息が戻ってきた53分、#17中島祥から#7高橋に展開。サイドをえぐりクロスに反応した#22藤井がダイレクトでシュートに行くもミートせずに枠外。
59分、#23植村の仕掛けからCKを得る。#9田辺からファーサイドにボールが入るも合わせることができず。
61分フリーキックのこぼれ球にいち早く反応した#9田辺がミドルレンジからシュート。惜しくも相手DFに当たってしまったためタッチラインを割り再びCKを得る。
62分、#9田辺からのCKに#7高橋が合わせに行くも相手と交錯しルーズボールが上にあがる。これに反応した#17中島祥がGKに競り勝つ打点の高さでゴールに押し込み待望の2点目を決める。
65分、疲労が溜まってきた#22に藤井に替えNGIのアマチュアダイバーこと#18鈴木を投入。フレッシュな#18鈴木のチェイシングでさらにNGIペースに。
67分、相手DFラインのパス回しを絶妙な読みで#18鈴木がカットしそのままゴールに向かうも相手DFからのタックルを受け倒される。しかしファウルはなし。
68分、#10加藤からのパスを#16山田伸がダイレクトループで狙うも枠外。
その後も#14常盤からの楔を起点とした攻撃や#9田辺のカットインなど攻撃を緩めずに点を取りに行くも追加点が取れないなか、78分待望の追加点が生まれる。#14常盤の楔を受けた#10加藤が#18鈴木とのスイッチコンビネーションからヒールで落とし#18鈴木が落ち着いてフリーの#10加藤にラストパス。キーパーとの1対1を#10加藤が冷静に決めダメ押しの3点目。
最後は#1清水とDFラインが上手くボールをコントロールし試合終了。
今節はピッチの状態がよくなく、ボールがなかなか落ち着かない場面が多かったが、前半から攻撃的に仕掛け続けたことで結果的に相手の体力を削ることができた。特に両ウイングは体力の消耗が激しかったが、その中でも#9田辺と#10加藤の運動量は群を抜いていた。
この日集まった全員が出場し、勝利という結果に結びついたことでチームとしてまた一段と成長を感じた戦いでした。
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